
こんにちは、猫ライダーです!
バイクに乗る楽しさは最高だけど、ある日突然エンジンがかからない…なんてことになったら最悪ですよね。その原因のひとつが「バッテリー管理のミス」。今回は、初心者でもできる簡単なバッテリーメンテナンスのコツを伝授します!
この記事は以下のような人におすすめ!
- バイクに乗り始めたばかりの人
- バッテリーが何なのか解っていない人
- バッテリーの管理なんて気にしたことがない人
- 走ろうとしたらエンジンがかからなくて困ったことがある人
- ツーリング中のバッテリートラブルを防ぎたい人
バイクのバッテリーってそもそも何?


そもそもバイクのバッテリーってどんな役割をしているにゃ?

バッテリーは超重要なパーツだよ、バッテリーが切れると全く動かなくなるんだ!
バッテリーは、バイクの心臓部のひとつ。
エンジンを始動するための電力を供給し、ヘッドライトやウインカー、ホーンなどの電装品を動かします。

エンジンのかからないバイクはただの「重いオブジェ」にゃ・・・

バッテリーはトラブル原因ランキングで1位なんだ注意してね!
バイクのトラブル原因ランキング TOP10
- バッテリー上がり
- ガス欠(燃料切れ)
- タイヤのパンク・劣化
- オイル漏れ・オイル不足
- エンジン不調・かからない
- チェーンのたるみ・切れ
- 電装系トラブル(ヒューズ切れ・配線断線)
- ブレーキの異常(効かない・引きずる)
- クラッチの滑り・ワイヤートラブル
- エンジンのオーバーヒート
バイクのバッテリーの種類

バッテリーの種類は大きく分けて2種類あるよ!
バイクに使われるバッテリーは、大きく分けて 鉛バッテリー と リチウムイオンバッテリー の2種類。
鉛バッテリー(一般的なタイプ)
- 安価で広く使われている
- 長年の実績があり、どんなバイクにも対応
- 自然放電しやすいので定期的な充電が必要

鉛バッテリーの中でも更に2種類に別れているんだよ!
さらに鉛バッテリーには 開放型 と 密閉型(メンテナンスフリー:MFバッテリー) の2種類があります。
開放型バッテリー
- 電解液の補充が必要で、定期的なメンテナンスが求められる。
- 外部から電解液の量を確認できるため、状態を把握しやすい。
- 過充電すると電解液が蒸発し、液量不足で性能が低下する。
- 主に 古いバイクやオフロード車 で使用されている。

密閉型(MF)バッテリー
- 工場で電解液を充填・密閉されており、液の補充が不要。
- メンテナンスの手間が少なく、最近のバイクで主流。
- 横倒しにしても電解液が漏れにくい構造になっている。
- 価格は開放型よりやや高め。


自分のバイクはどの種類のバッテリーを使っているのか知らないにゃ

近年はほとんどのメーカーが純正に「密閉型(MF)の鉛バッテリー」を使っているよ!開放型は旧車やモトクロスなどでしか見たことないね
リチウムイオンバッテリー(新型)
- 超軽量!鉛バッテリーの半分以下の重さ
- 自然放電しにくく、長期間放置してもOK
- 価格は高めだが、寿命が長い
- リチウムイオン対応の専用の充電器が必要


リチウムイオンバッテリーはどんなバイクに使われているにゃ?

リチウムイオンバッテリーは純正で使われているのは見たことが無い。カスタムパーツのような存在だよ!

軽量化したり高性能を目指すためのカスタムパーツってことだにゃ
どちらのバッテリーを選ぶべきか?

おすすめの選び方
- コストを抑えたい人・冬場でも確実に始動させたい人 → 鉛バッテリー
- 軽量化したい、長持ちさせたい人 → リチウムイオンバッテリー

リチウムイオンバッテリーには専用の充電器があるのかにゃ?

どちらのタイプにも使えるの充電器も多いけど、リチウムイオンバッテリーに対応していない充電器もあるから注意してね!

ついこないだ理想の充電器が発売されたから、この記事もチェックしてみてね!
参考記事:最高のバッテリー充電器を見つけた!DAYTONAディスプレイバッテリーチャージャーの実力とは?
バッテリーが上がる主な原因
バイクのバッテリーが上がるのは、だいたい以下のパターン。
- 長期間乗らなかった → バイクは動かさないとバッテリーが放電する
- 電装品をつけっぱなし → ライトやグリップヒーターを消し忘れると電気を消耗
- バッテリーの寿命 → 2〜4年くらいで交換が必要

これらを防ぐには、正しい管理が必要だよ!

冬越え最初の春ツーリングのときに、バッテリーが上がっていることが多いにゃ・・・
バッテリーのメンテナンス方法
定期的にエンジンをかける
長期間乗らないとバッテリーが自然放電し、いざ乗ろうとするとエンジンがかからない…。
冬越えしたバイクのバッテリーが上がっていることが多いのはこれが原因

エンジンを週1回10分ほどかけるだけで寿命が延びるんだ!
充電をする
「長期間バイクに乗れない…」そんなときは バッテリー充電器 を使うのがベスト!特に冬場は放電しやすいので、こまめな充電が大切。
充電のやり方
- バッテリーを外す(マイナス端子 → プラス端子の順で外す)
- 充電器を接続し、適切な電圧で充電する
- 取り付ける (プラス端子 → マイナス端子の順 で戻す)

端子の外す順、取付ける順番に気を付けて! 順番を間違えると端子からパチパチと小さな火花が散るけど驚かないでね!
バッテリー液のチェック(開放型バッテリーのみ)
開放型の鉛バッテリーは、バッテリー液が減ると性能が落ちるので、定期的に確認が必要!減っていたら バッテリー液 を足して補充。
バッテリーの交換時期を見極める

こんな症状が出たら 交換のサイン!
- セル重たく回転が遅い
- ライトが暗くなってきた
- 充電したばかりなのに減りが早くなってきた気がする

バッテリーの劣化は見た目じゃわからないにゃ・・・

バッテリーは消耗品なので、早めの交換を心がけよう!鉛バッテリーの寿命は2~4年だから3年以上使ったら交換した方が良いよ!
原付や小型スクーターのような小さなバイクには、バッテリーも小さなものが搭載されているよ。小さなバッテリーは寿命が短めだから2年で交換するのがおすすめです。
まとめ
バイクのバッテリーは、適切に管理すれば長持ちするし、ツーリング中のトラブルも防げる。特に 長期間乗らないときは充電する ことが大切!また、バッテリーの種類によってメンテナンス方法が違うので、自分のバイクに合ったケアを心がけよう。「気づいたらバッテリー上がってた…」なんてことにならないよう、日頃からチェックを忘れずに!
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